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松山ケンイチが主演している映画「人のセックスを笑うな」は、山崎ナオコーラの同名小説を「犬猫」の井口奈己監督が映画化した恋愛映画です。永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾ら注目俳優の共演で、人妻と青年の不倫の恋、彼に片思いする少女、その少女に片思いの青年が描かれていきます。
私は2月4日にテアトル梅田で観ました。若い女性客が多く満席でした。松山ケンイチの裸のシーン目当てでしょうか?
美術学校に通う19歳の磯貝みるめ(松山ケンイチ)は、20歳年上のリトグラフの新任講師ユリ(永作博美)に絵のモデルを頼まれ、アトリエで、されるがままに服を脱がされ、関係を持ってしまいます。
以来、みるめはユリにメロメロになります。しかし、ユリの姿が見えない日、みるめは彼女の自宅を訪ねたところ、そこにはユリの夫(あがた森魚)がいて、ゆりからそのことをさらりと告げられ愕然とします。
突然現れた年上の女に振り回されて一喜一憂するみるめを、同級生のえんちゃん(蒼井優)は複雑な思いで見つめていました。そんなえんちゃんを同級生の堂本(忍成修吾)が見守りますが・・・。
この映画は配役で救われた映画だと思います。
松山ケンイチが、年上の女に振り回されメロメロになる青年を、見事に表現しています。ケイタイを針金で縛って、話をしたら会いたくなるからというくだりなど秀逸です。
松山ケンイチ、やっぱりいいですね!
永作博美が、奔放になんの後ろめたさも持たず青年を誘惑する人妻を、これも見事に演じています。
そして松山ケンイチに片思いの蒼井優、その彼女に片思いの忍成修吾もそれぞれに味のある演技です
ただし、この映画の井口奈己監督の演出を、私はあまり評価しません。
あまり意味のないシーンがあったりして、全体として「間伸び」感があります。137分の上映時間は長すぎます。黄色い風船の意味も不明です。
かと思うと、メッセージを字で表現したりしているラストも気にいりません。
ただ甘いだけではなく、きっちりと苦い恋愛の不条理が描かれているということですが、私は、男の立場として、ラストでは、みるめがユリから卒業する方向を示してほしかったと思っています。
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